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バディダイビングで必須!水中ナビゲーションとは?!

水中ナビゲーション

あなたは、いつも水中でのナビゲーションを意識してダイビングしているだろうか。ガイドやインストラクター任せにしていることが多いナビゲーションは、バディダイビングをするのに欠かせないダイビングスキルだ。このナビゲーションについて話してみたいと思う。

水中ナビゲーションとは?!

オープンウォーターダイバーコースやアドバンスドコースで、コンパスナビゲーションやナチュラルナビゲーションについては、学科講習や実技講習で経験したもののその後、あなたはナビゲーションスキルを使う場面はあっただろうか。

ほとんどの人は、ファンダイブでもガイドやインストラクターと一緒に潜ることが多いため、このナビゲーションスキルを使うことなくダイビングしているのではないだろうか。

ほとんど使ってもいないこのナビゲーションスキル、実はあなたのダイビング人生にとってもとても大切なスキルなのだ。このナビゲーションスキルが上達すればするほど、ダイビングそのものの幅も広がり、安全性もアップしていく。

水中ナビゲーションとは、コンパスナビゲーションやナチュラルナビゲーションを駆使して、水中をバディと共に安全にダイビングするためのスキルだ。

水中ナビゲーションの種類

水中ナビゲーションの種類には、ご存知のようにコンパスナビゲーションとナチュラルナビゲーションがある。それぞれについて、復習しておこう。

コンパスナビゲーション

 

文字通り、コンパスを使用して水中をナビゲーションするものだが、オープンウォーターダイバーコースやアドバンスドコースでは、上手に同じ場所に戻ってこれただろうか。

実は、このコンパスナビゲーションだが、講習のときにほとんどの人が勘違いしていることがある。コンパスを使ってまっすぐ行って帰ってきたり、四角形や三角形を描いたりすることばかりに囚われすぎていると言う点だ。

コンパスは、あくまでナチュラルナビゲーションをするための補佐するような道具であって、コンパスそのものでナビゲーションをするというものではないということだ。この点を意識してほしい。

私もナビゲーションをする際は、ほとんどコンパスを使用することはなかった。

ナチュラルナビゲーション

ファンダイブの外その際、ガイドやインストラクターはこのナチュラルナビゲーションを主体に水中ガイドを行っている

ナチュラルナビゲーションは、水中の岩やサンゴ礁、ドロップオフの形状などの自然構造物やタイヤ、漁礁などの人工的な構造物、砂紋などの自然現象などを考慮に入れて、ナビゲーションをしている。

コンパスはあくまでナチュラルナビゲーションを補佐するために使用している。

水中ナビゲーションができるメリットとは?!

バディダイビングができるようになる

水中ナビゲーションが上手になると、あなたのダイビングに劇的な変化をもたらすことになる。まずは、バディダイビングが可能になる。ダイビングショップ主催のファンダイブではなく、気心の知れたバディとダイビングを楽しむことができるようになる。

安全性が増す

万が一、水中でバディと離れたとしても、安全に陸に戻ってくることが可能になる。また、水中にいても自分が今、どのあたりにいるかも把握できるようになるため、不安感がなくなりストレスなくダイビングができるようになる。

ナビゲーションスキルにより、最短コースをナビゲートできるため、エアーの消費量も抑えることができる。

バディダイビングでの水中ナビゲーションの注意事項

水中ナビゲーションの注意事項

水中ナビゲーションスキルを使って、バディダイビングするときに注意すべきことがある。それは、どちらがナビゲーションをするのか決めておくということだ。二人でナビゲートしていると、水中であっちだこっちだとなりかねない。

万が一、離ればなれになったときの対応を予め話し合っておくことだ。もし、離ればなれになったら、すぐにダイビングを中止して、話し合っていたアクションを取るようにしよう。

水中ナビゲーションの実習を思い出す

水中ナビゲーションについて、復習も合わせてお話しをしてきたが、いかがだったろうか。なかなか上手にできなかったコンパスナビゲーションの苦い思い出を思い出させてしまったのなら、申し訳ない。

今後は、コンパスナビゲーションやナチュラルナビゲーションについて、それぞれのナビゲーションのコツなども話していきたいと思う。

川島 剛 by
19歳のころにダイビングにハマり、PADIオープンウォーターダイバー取得からわずか1年でPADIオープンウォーターインストラクターを取得。その後、PADI IDCインストラクターを立て続けに取得。現在は、タイの田舎町に移住しておりダイビングからは遠ざかっています。 お気に入りのダイブスポットはやはり、パラオ。ブルーコーナーの真っ青な海と潮の流れがしびれます。 ダイビングは、生涯スポーツとも言われています。年齢性別関係なく、楽しむことのできるレジャー・スポーツです。水中での体験は、非日常的でありエキサイティングなものです。 五十の手習い!タイの地で足るを知る ~崖っぷちの人生を豊かにする法則ブログ~を執筆中
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