あなたは、西伊豆のダイビングポイントはどこで潜ったことがあるだろうか。潜ったことがあるのは大瀬崎くらいだろうか。大瀬崎はダイビングポイントとしては西伊豆の横綱だが、それ以外にも西伊豆は個性的なダイビングポイントが多い。西伊豆の代表的なダイビングポイントを5つご紹介する。
大瀬崎がダイビングポイントの王様と言われる所以は、講習でもファンダイブでも、フィッシュウオッチ派から水中写真のマクロ派に至るまで、また、初心者ダイバーから上級者ダイバーまで飽きさせることのないまさに西伊豆ダイビングポイントの横綱である。
講習で使う湾内でさえも、ベテランダイバーが通い詰めるほど奥が深い海が大瀬崎だ。
ダイビングポイントは、講習ではだいぶ御世話になった湾内や潮の流れがあり魚影が濃い岬の先端、色とりどりのソフトコーラルが楽しめる一本松などバリエーションに富んだダイビングポイントがここ大瀬崎の売りだ。
また、台風で伊豆のどこも潜れない海況でも、大瀬崎だけは潜れたという経験、私もある。西伊豆の横綱というより伊豆の横綱と言っても言い過ぎではないだろう。
ここ西伊豆の井田は、年間を通じて透明度が高いことで有名だ。他の伊豆海では味わえない海の青さを体験できることから「井田ブルー」と称されるようになった。井田は、井田ブルーだけでなく、魚影の濃さでも有名なダイビングポイントだ。秋から冬にかけて見ることのできるタカベやイシモチの群れは、圧巻だ。
あなたもこの「井田ブルー」を経験してはいかがだろうか。
土肥の海は、ビーチからもボートからもダイビングを楽しむことができるが、やはりここでのダイビングはボートダイビングがエキサイティングだ。特に、ここ土肥はソフトコーラルの群生が圧巻だ。また、地形もなかなかダイナミックでダイバーを飽きさせることがない。そして、沈船もありアドベンチャーなダイバーにはぜひ、挑戦してほしいダイビングポイントだ。
田子は、西伊豆の半島の真ん中あたりにあるダイビングポイントだ。ビーチエントリーできるポイントは一箇所のみで、その他はボートダイビングとなる。ボートダイビングはゆったりとダイビングを楽しめる湾内と、エキサイティングなダイビングを楽しめる外海とバリエーションが豊かだ。
外海は、この地域の海岸線の特徴であるリアス式海岸が水中の景観にも影響を及ぼしており、エキサイティングなダイビングになること間違いなしだ。また、外海の魚影の濃さには目をみはるものがある。
美しいリアス式海岸を景観に持つ浮島は、水中の景観もほんとうに美しい。ビーチエントリーは非常にし易いため、講習でも良く使われるダイビングポイントのひとつだ。美しいウミウシが一年中見られる浮島は、マクロ派のダイバーにも非常に人気があります。
ここ浮島のビーチを侮ってはいけない。クレバスやアーチなどが点在しており、ボートダイビングに引け劣らないダイビングを楽しむことができる。
また、ナイトダイビングを一年中楽しむことができるのもここ浮島の魅力のひとつだ。
西伊豆を代表するダイビングポイントを5つご紹介してきた。あなたは、どのダイビングポイントを潜ったことがあるだろうか。
西伊豆のダイビングポイントは、実に個性的なポイントが多くダイバーを飽きさせることがない。また、初心者ダイバーからベテランダイバーまでのあらゆるリクエストを受けられるほど、バリエーションも豊かな海が多い。
ぜひ、週末のダイビングに今日ご紹介してきた西伊豆のダイビングポイントを訪れて、ダイビングを楽しんでほしい。
そして、潜った感想を聞かせていただければうれしい。せていただければうれしい。