スキューバダイビングは、ご存知のように大自然の中でするレジャー・スポーツだ。また、年齢層も様々な方々が、参加できる生涯スポーツでもある。そんなスキューバダイビングのダイビングプラスアルファーの楽しみ方について、アフターダイビングの楽しみ方も合わせて話しをしていきたいと思う。
ダイビングプラスアルファーの楽しみ方の一つとして、様々な年代の方々と趣味としてのダイビングを楽しむことができることではないだろうか。
ダイビングとダイビングの間の昼食時などに、色んな年代の方々のお話しを聞く機会に恵まれる。
仕事では、様々な年齢層の方々と接することはあるが、なかなか本音で話すことなどはないだろう。しかし、趣味であるダイビングを通して知り合った方々とは、年齢が上下関係なく腹を割って話すことができる。
ボクもインストラクターという立場であったものの、色々と教わることも多かった。スキューバダイビングは、色んな年齢層の人達と大自然の中でお互い子供になって遊べる生涯スポーツだ。
やはり、ダイビングプラスアルファーの楽しみといえば、アフターダイビングではないだろうか。
真夏でも水中でのダイビングを楽しんだあとは、体が冷えることもある。特に、真冬のダイビングともなれば尚更だ。
ダイビングポイントの近くには、嬉しいことに温泉があることが多い。関東圏のダイバーであれば伊豆近郊には、温泉がたくさん点在している。
ダイビングが終わった後、帰り際に温泉を楽しんで帰るというアフターダイビングを楽しむことが可能だ。
ボクのお客さんもダイビング以上にこの帰りの温泉を楽しんでいた方がいたくらいだ。温泉に浸かりながらの今日のダイビングのあれこれを話すのは、とても楽しい。
日本の海でのダイビングは、やはり、地魚&地酒を楽しむことができることもアフターダイビングの楽しみの一つだろう。
その土地々々の海の幸、山の幸は、ダイビングの楽しさをより一層思い出深いものにしてくれることだろう。
大瀬崎では、ダイビングが終わったあとに桟橋から、アオリイカやカサゴが釣れる!言うこともないが、釣りたての刺し身は絶品だ。
沖縄 宮古島でのダイビングでは、夜には沖縄 宮古島伝統の泡盛の回し飲み(オトーリ)に参加して地元の人達との交流も楽しかったのを思い出す。(くれぐれも飲み過ぎには、ご注意を)
海外リゾート地でもあるパラオでは、コウモリのスープが有名でボクも食べたことがあるが、なかなかスープが美味だった。コウモリの身は、空を飛ぶ動物だけに鶏肉に近い味だったのを覚えている。ぜひ、みなさんもパラオにダイビングに言った際には食してほしい。
その場所でしか触れることのできない自然や文化を体験をしてみよう。
さきほどの話でも出たパラオだが、第二次世界大戦の舞台の一つともなった場所でもある。戦争の傷跡もあちこちに見ることができる。そういった歴史的背景を予め知ってから訪れるといいかもしれない。
パラオの有名なダイビングスポットにペリリューコーナーというポイントがあるが、ポイントに行くと当時の激戦の名残があちこちに見られる。
海外リゾートに行くと、アフターダイビングの豊富なアクティビティに心躍ることだろう。オーストラリアのグレートバリアリーフに行ったときには、ケアンズでお客さんにノセられて、バンジージャンプを飛ぶことになってしまったのは、身も凍る体験だった。
タイのタオ島でのアフターダイブに行ってほしい場所がある。高台からの眺めは最高だ。
干潮時に白い砂洲が浮かび上がって、3つの島がつながる。自然が織りなす素敵な景色は見ていてワクワクする。
伊豆半島では四季を身近に感じながらダイビングを楽しむことができる。大瀬崎の冬のダイビングでは、浮上したときに真っ白な富士山を眺めることができる。
また、春にはダイビングの行き帰りに、満開になった桜を楽しみながらのドライブを楽しんでほしい。
今日は、アフターダイビングを含めたダイビングプラスアルファーの楽しみ方をお話してきたが、如何だったろうか。
ダイビングは、ダイビングだけでなく色々な楽しみができる生涯レジャー・スポーツだ。海の幸、山の幸、様々なアクティビティもダイビングの楽しみとしてどんどん楽しんでほしい。