ダイビングでつながる世界

セブのマクタン島でダイビングライセンス取得-セブ島の魅力編

セブ マクタン島

グアムと並んでお気に入りのリゾート地がある。それがセブ島だ。セブ島はリゾート地として有名だが、実は日本人にはそこまで馴染みのない土地かもしれない。それにはいくつかの理由がある。

治安の問題

セブはフィリピンだ。フィリピンと言えば治安が悪いというイメージを持つ人が多いだろうが、実際今でも首都マニラは、「はじめての東南アジア旅行では絶対にマニラには行くな!」
※引用:フィリピン夜遊びMAX2015-2016 (OAK MOOK)

と書かれるほど治安が悪いらしい。セブも同じフィリピンとということで治安が悪いというイメージを持たれている。

言葉の問題

フィリピンの方は英語がとても上手だ。以前に半年ほど英語力強化のためにオンライン英会話でスカイプを使った英会話レッスンを受けていてことがあり、その時DMM英会話を使っていたのだが、その時に先生のほとんどがフィリピンの方だった。その位英語が浸透してるのだが、実は日本語はほとんど誰もしゃべらない。日本語で話しかけてくるのは大体、タクシーの運転手が、女の子をアテンドしようと勧誘してくる時くらいだ。これには歴史的な背景があり、韓国資本が最初に英会話学校や不動産投資でセブに投資したというのがあるらしい。現地の方と話すと大体「あなたは韓国人?」と聞かれる(私は英語が出来るので英語で会話)。つまりグアムのように日本人向けのリゾートに作られているわけではないので日本語は当然通じない、日本人は英語が苦手な方が多いので言葉が通じないなら不便ということになるらしい。

私がセブが好きな理由

という話を聞いて、最初はかなりビビっていたが、行ってしまえばなんてことはない。確かに日本は世界有数のピースフルカントリーなので、治安で比べるにと日本よりは悪いことは間違いないが、私のようなサバイバル人生の人間にはどおってことはない。歩いていると寄ってくるストリートチルドレンを膝蹴りで応戦しつつ、iPhoneは出さない。財布はウエストポーチを方から下げて前に置いておく、くらいのことで対応できる範囲だ。言葉に関しても逆に英語しか通じない環境は、意識高い系の将来グローバルで活躍するぞーという人間にとっての英語トレーニングだと考えるともってこいの環境なのだ。

そして何よりも好きのがこいつ

セブ島 レッドホース

RED HORSEというサンミゲル社が誇るストロングビール。スキッとした飲みごたえなのにアルコール度数6.9%という危険なビール。フィリピンでは氷でビールを割るのが一般的なようで丁度良いのだが、常夏の炎天下で昼間っからRED HORSEを飲むという贅沢が出来るのが何よりも素晴らしい。ちなみに物価も日本に比べてお買い得でこのRED HORSEもかなり安価で飲むことが出来る。(60フィリピンペソ大体130-160円程度※レートは結構変わる)

ダイビングをしようセブで

とまた話の前置きが長くなったが、セブも非常にお気に入りで何度も訪れていたが、いい年のお兄さんが東南アジアに何度も行っているとそういう目で見られるという風潮もあったり、最初はビールだクラブだなんてやっていたが、人間は贅沢なもので飽きが来るわけだ。そんな時、友人からダイビングの免許を取ればという助言があり、確かにだらだら過ごすだけでなくダイビングの免許でも取ってみるか、ということになったのである。

ダイビングショップと価格帯

ということで、ダイビングライセンス、いわゆるオープンウォーターライセンス、Cカードを取ろうと思い、Google検索をかけてみたのだが、あまりセブには情報が無いようで、かなり苦戦した。私はデジタルマーケターなので、隅から隅までブログや口コミサイトを調べた結果辿り着いたのが、ハイミーズダイブセンターだった。決め手は2つ。

料金

当時15,500ペソ、その頃のレートで35,000円程度。レンタル料などすべて込みだった。最近は日本でも安いところがあるようだが、国内だと10万近くするという話も聞いたことあるので、随分お得に感じた。

日程

強行日程で取ることになったので、2日間の集中講座で取れるというのが良かった。後で書くが結構ハードスケジュールにはなったが。

予約を済ませ、当日の朝、ホテルまで迎えに来てもらい、ついてにライセンス講習がスタートするわけだが、講習の内容は次回にすることにして、セブのダイビング環境について書いておこうと思う。

ハイミーズダイブセンター
※ハイミーズダイブセンターの庭。使えなくなった酸素ボンベを再利用して作られていた。

セブのマクタン島

いわゆるセブ島は大きく、セブ本島とマクタン島に分かれる。空港はマクタン島にあり、セブ本島とは2本の橋でつながれている。セブ本島にセブシティと呼ばれるいわゆる街があって、ビジネス拠点やショッピングモールが集中している。セブ本島は広くセブシティから北か南に車で3時間ほど行けばダイビングスポットがあるらしいが、手軽にダイビングが出来るスポットはマクタン島にある。


※ハイミーズダイブセンターはこのPrana Spaの横にある。

セブシティに比べてマクタンビーチエリアのほうが若干ホテル代は割高になっている。全体的にホテルの価格自体が安いので、1万円出せばリゾートエリアでも割と良いホテルに泊まることが出来る。セブシティだと6,000-7,000円でプール&フィットネスジム付のホテルのグレードにも宿泊が可能だ。
セブシティからマクタンのビーチエリアまでタクシーで1時間程度なのだが、セブシティは渋滞が激しく実際に時間を読むのが難しい。ダイビングの集合時間は早朝なので、そこまで混んでいないかもしれないが(やったことがない)、余裕をもってホテルはマクタンのビーチエリアに取っておくのが良いだろう。

一つ裏技的なホテルがあるので紹介しよう。ウォーターフロント エアポート ホテル & カジノはマクタン国際空港(つまりセブ空港)直通で、価格も6,000-7,000円程度で、プール、フィットネスジムにカジノにクラブまで付いている。空港の周りは何もないので不便だが、それでも10分ほど歩けばマリーナモールというショッピングモールがあり、レストランやマッサージなどは沢山ある。セブシティとマクタンビーチエリアの丁度中間なので、行動が決めきれない方は、ここにとりあえず泊まるといいのではないだろうか。

シティとリゾート 2つの楽しみ方が出来るセブ

セブの魅力は、なんといってもシティエリアとリゾートエリアがタクシーで1時間(1,000円程度)で移動できるという点だろう。シティにはショッピングや夜遊びスポット、マクタンのリゾートエリアではマリンスポーツ。その両方で食事とビールは楽しめるという点だろう。つまり朝はダイビングをリゾートで、夜は夜遊びをシティでなんて欲張りが出来るのだ。

またまた前置きが長くなったが次回はライセンス講習の話を。

NOWAY by
デジタルマーケティングコンサルタント&現役キックボクサー&Airbnbホストとデジタル時代の最先端を生きる。2016年にダイビングと衝撃的な出会いを果たし、とにかくたくさん潜って経験を積見たい年頃。お酒と夜遊びも大好き。
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