みなさんは何派ダイバーだろうか?大物、マクロ、写真、ドリフト、洞窟、沈船、光、淡水、色々なダイビングスポットがある中、今回は国内のちょっと変わったダイビングスポットを紹介しよう。
ジンベエザメと言えば大物中の大物!ジンベエザメダイブができるとなれば、大物好きには堪らないだろう。野生のジンベエザメダイブで有名なのは、モルディブ、メキシコ、フィリピン、タイなど1度は潜ってみたいと憧れる国ばかり。でも、日本にもジンベエダイブができるポイントが、沖縄県読谷村にあるのだ。ただしここのジンベエザメは、定置網に掛かったものを保護したことから始まり、生け簀の中でのダイビングになる。野生のワイルドさや大自然の神秘は感じにくいかもしれないが、ジンベエザメの大きさには誰もが息を飲むほど圧倒されるようだ。1度は潜ってみたいものだ。
現地サービスさん:マリントップ残波さん
検索ワード:ジンベエザメ 生け簀
シロワニと泳ぐことが出来ることで有名だった、福岡県にあるマリンワールド海の中道さん。私も潜った事があるが、大人しいサメと紹介されても、あのイカツイ顔が迫ってくるとさすがに怖かった。最近になって、潜ることができなくなったと情報が入ったので、他にはないのかな探してみると、同じ九州の大分県の水族館うみたまごさんでは開催しているようだ。水族館ダイブは、事前にスキルチェックが必要になってくる。魚たちへのストレスや水槽に傷が付くと大変な事になるので、中性浮力がきちんと取れているかを中心にチェックされる。中性浮力に自信があるダイバーで水族館を潜りたい人はぜひ挑戦して欲しい!
実施水族館:うみたまごさん
世界的に淡水ダイブで最も有名なのが、メキシコのセノーテ。抜群の透明度で地上から降る光のカーテンを体験したいダイバーは多いはずだ。セノーテの他には、オーストリアのグリーンレイクが、ラピュタやポニョの世界みたいと注目を集めている。このグリーンレイクは、期間限定ポイントとなる。その理由は雪解け水が公園内に流れ込むことで、橋やベンチが水中の世界に沈んでいく。国内ではあまり人気がない淡水ダイブだが、近年少しずつ注目するダイバーが出てきた。国内で淡水ダイブができるポイントは北海道支笏湖、山梨県本栖湖で可能だ。海水とは違い淡水は浮力が小さく、高所ダイビングと呼ばれるなど勝手は違うので、現地サービスさんの説明はしっかり聞こう!その上で、淡水ならではの生のアクアリウムの世界を楽しんでほしい。
冬の北海道は知床にやってくる流氷を楽しむダイビングだ。ダイビング可能時期は限りなく短く、毎年2?3月の時期のみ。北から流されてくる流氷が岸にたどり着き海面を覆う。その覆った氷にわざわざエントリー口を開け、氷の下の世界を楽しむのだ。氷の下は太陽の光も届くが、氷の厚みによって光量が変化し、光のグラデーションを楽しめる。少し前に流行った流氷の天使クリオネを見れる唯一のダイビングだ。しかし、水温は低いので、潜水時間はアッという間の15分程。寒冷地用のフードやグローブなどでしっかりと防寒対策をして安全に潜ってほしい。
他にもまだまだ変わったダイビングはあるので、これからも情報を集めては発信していきたいと思う。