ダイビングでつながる世界

カタコト英語でもノープロブレム!パラオに行こう!

カタコト英語でパラオにいこう

親日でもあり、日本人にも大人気のダイビングスポット、パラオ。
最近はハワイよりも安価で楽しめる場所として、ダイビング以外のリゾートとしても注目度があがっている。
パラオ人は基本的に南国特有のフレンドリーさで日本人にもとても親切だ。
中学生程度の英語が話せれば、女性一人での長期滞在も可能なパラオをもっと楽しもう!

パラオ行きの飛行機でパイロットに英語でからかわれる

パラオにいこう

パラオへの行き方は、成田、中部、関空、福岡などからの直行便と、各国際空港からグアム経由のいずれかになる。
私が最初にパラオへ行ったのは、福岡発のグアムトランジットのパラオ便だった。

すでにパラオへの渡航経験者は私以外全員という素晴らしさ。福岡空港まではショップから見送りワゴンを出してもらい、出国手続きも自分たちで行った。

しかし、グアムでのトランジットが長いのである。行きはなんと6時間!!(帰りは4時間)旅慣れているのであれば、いったんグアムに出国することもできるのだが、手続きの煩雑さを考慮に入れると面倒な面もあるため、フードコートでだらだらと時間をつぶしたのだが、さすが女性6人もいれば「女三人寄れば姦しい」の二乗だ。
これからの期待や女性ならではの話題(ヒミツw)であっという間に6時間がたってしまった。

パラオ行きの飛行機で

さて、そろそろパラオ便が出るぞ、ということで搭乗口に移動し、ソファーに陣取って案内を待っていると、パイロットが3人後ろを通り過ぎざまに
「Are they going to Palau? That place is not a Palauan flight place!」
(パラオ便はここじゃないよ!)
と笑いながら言う。
「Really!?」
すぐさまチケットを確認しても搭乗口は間違ってない。
「It’s a lie! Wait a little more!」(うそうそ、もうちょっと待ってね!)
「Liar!!」(うそつき!!)
パイロットは大爆笑。
自慢ではないが、英語の成績は散々な私でもこの程度は聞き取れた。

もうすでに日本では考えられない状態だ。パラオ行きのパイロットがいきなり冗談で出迎えてくれたのである。
おかげで、初パラオで若干緊張していた私の肩の力が一気に抜けた。

地形大好きにオススメ!パラオのブルーホール

パラオのブルーホール

ブルーホールといえば、グアムやフィリピンでも有名だが、パラオにもブルーホールはある。
実はブルーホールというのは固有のダイビングポイントの名称ではなく、水没した鍾乳洞などが浅瀬に穴を開けたようになって海に続いている場所すべてを指す。

私のアイコンに使用させてもらっているのが、このパラオのブルーホールでの写真だ。
地形大好き、大物大好きの私は、ご機嫌になると水中でバク転するのがお約束で、その真っ最中を撮影されてしまったのである。

船は「え?こんな浅瀬から??」というような場所に一旦係留するのだが、そこから少し移動すると、海にぽかーんと大きな穴が開いていて、潜行してかぎ形になっている横穴を進んでいくと、そこに海への出口のような穴が口を開けているのだ。
丁度私たちが潜った時には、出口にサメの影がぽつんとあり、なんとも言えない雰囲気が最高だった。

後々に、一通りオーダーしたポイントを潜った後、再度リクエストを聞かれたのだが、どうにも女性には地形ポイントは人気がなく、残念ながら私が熱望したブルーホールはこの1本のみ。確かに、このポイントはこの地形を楽しめる人でないと、他にこれといって見るべき魚が少ないのが残念なのかもしれない。

しかし、地形を楽しめる人には断然オススメしたいポイントだ、是非楽しんで!

純日本の居酒屋もいっぱいのパラオの小ネタ

パラオの小ネタ

日本人経営のダイビングショップも多いパラオには、もちろん日本人経営のレストランや居酒屋もあるのがうれしい所。
朝食はホテルのバイキングだが、夕食はこうした居酒屋やレストランに繰り出す訳だ。
海外に居ながらに、食事の面で何の不自由もないのが最高だ。

しかしながら、ここはパラオ。食材ももちろんパラオのものが使われている。
驚きのナポレオンフィッシュの刺身やシャコ貝の刺身までがメニューに並んでいる。

ここで問題発生。

そもそも刺身が苦手な私(ダイバーになって余計に魚が食べられなくなった)。いくら新鮮とはいえ、海外での貝の刺身は危険と知っているのに、止めるのも聞かず他の5人がシャコ貝の刺身をオーダーしてしまったのだ。
翌日、その5人のトイレタイムがとても長かったのは言うまでもない。

くれぐれも、ダイビングを心から楽しむために、貝類の刺身は胃腸に自信がある人のみトライして欲しい。

わく by
人呼んで「海と酒をこよなく愛する不良ダイバー」。インドア生活にピリオドを打つより早く、海のとりこになって早数年。ダイビング経験は国内外で200本強。ゴキゲンになると必ず水中大回転するのはお約束。機材を背負って1人旅もこなす、これでも一応「女性」ダイバーです。
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