ダイビングでつながる世界

講習だけじゃない!ダイビングショップはダイバーのための重要拠点

ダイビングショップ

ダイビングを始めたいならダイビングショップへ

もし、リゾートに行って何気なく体験ダイビングをして、帰ってきたときに本格的に始めたくなったら、または、一念発起してダイビングを始めようと思ったら、Cカード取得の講習を受けるために、ダイビングショップに行くのが普通だ。

ほとんどの人は、ダイビングショップは講習をしたり、ファンダイビングのガイドをするインストラクターがいるところなのは知っていると思う。でもそれだけではない。ダイビングツアーを開催したり、ダイビングに関するありとあらゆる情報が得られる、ダイバーにとって重要な拠点なのだ。

最適な器材を選んでくれる専門家

ダイビング器材はこのダイビングショップで購入する。器材は、その人のダイビングスタイルや体格などで最適な物や、海中で身を守るために必要な物を選ばなくてはならない。体に合わない器材では、ダイビング中にストレスを感じてしまうし、細かな道具のあるなしで安全性や楽しさが違ってくるからだ。

初心者は特に、何を選んだらいいのか迷ってしまうだろう。そんな時はダイビングショップの店員に相談しながら選ぶといい。経験豊富なショップ店員であれば、その人に最適な器材を選び、使い方も教えてくれる。頼もしいアドバイザーなのだ。

海を知り尽くしたガイドインストラクター

ダイビングショップのインストラクター
ファンダイビングをするためには、通常であればガイドを付けて潜る。そのガイドをお願いするのもダイビングショップだ。経験豊富なガイドが、海の様子、ダイバーの経験などで、その日のスポットを案内してくれる。また、生物の名前を教えてくれたり、シャッターチャンスも教えてくれるので、カメラダイバーにはありがたい。

中には、中性浮力が上手くできない人のためにお手本を見せてくれたりもする。講習ではなく、ダイビングをより楽しむための色々なことを、遊び感覚で教えてくれるのもガイドだ。

トラブルに対処してくれる頼もしい存在

ガイドやインストラクターは、トラブルがあったときのための訓練をしているので、何かあったときは冷静に対処してくれる。また、頻繁に残圧チェックをしたり、減圧症防止のため海中での待機時間を計ってくれたり、寒さはどうかといった体調なども確認してくれる。同じガイドと何度も潜っていると、技量も分かってもらえるので、色々とサポートをしてくれる。

実は、ダイビング中に具合が悪くなり、前倒しで陸に上がったのだが歩くことができなかったので、重器材を全部持ってもらったことがある。軽い窒素酔いだったようで、帰る頃には症状は改善したが、ガイドの適切な判断で、命拾い、というには大げさだが助けられた。今でも感謝している。

ホームとなるダイビングショップを持とう

これからもダイビングを続けるのであれば、ダイビングツアーの申し込みができたり、その他ダイビングに関する相談をするためのホームとなるショップを一店、持っているといい。ほとんどの場合、講習を受けたショップになると思うが、海外などで取得している場合はそうもいかないだろうから、良く行く海のショップや、家などの近くにショップがあれはそこを訪ねて行って、気に入ったら通ってみるといいと思う。

そうすることで、信頼が生まれるし、ダイビングに関する色々な相談もできる。また、ショップを通じてダイバー仲間もできる。同じ趣味を持つ人との交流はとても楽しい。新しい発見、行ったことのないスポットの話、アドバイスなども聞ける。私も、いつもバディとして一緒に潜っている友人を見つけた。

社交性などなくてもいい、ダイビングを通じて自然と交流は生まれてくる。ダイビングショップは、ダイビングをより楽しむための重要拠点なのだ。

okamin by
ダイビング歴14年(2008年を最後に休止中)約60本のダイビングを経験。/PADIレスキューダイバーを取得。お気に入りのダイブスポットは静岡県井田。 ダイビングを始めて14年ですが9年のブランクありです。それでも再開を目指し体力回復と貯金に励んでいます。執筆を通して私もダイビングの魅力を再認識していきたいと思っています。
Follow