ダイビングでつながる世界

ダイビング中のストレスについて考える!その対処法は?!

ダイビング中のストレス

あなたが、ダイビングをしているときに感じているストレスはなんだろうか。エアーの消費量が多い?!マスクに水がチョロチョロ入ってくる?!耳抜きがうまくできない?!人それぞれ、ストレスのもとになっているものは違うと思う。

今回は、特に初級者の方が、そのストレスの原因になっているものを理解し、対処方法を知ることで少しでもダイビング中のストレスを少しでもなくしてダイビングを楽しんでいただこうと思う。

ダイビング器材のセッティング時のストレス

ダイビングボンベ

原因

これは、特に初級者のときに感じやすいストレスなのだが、お分かりになるだろうか。そう、初級者のうちはまだダイビング器材のセッティングに慣れていないことで、他の人達が自分よりセッティングが早く終わってしまい、自分はまだという状況からストレスを感じてしまう。

対処方法

これは、もう機材セッティングに慣れるしかないのだが、それでは身も蓋もないので対処法をお教えする。
ダイビングツアーの場合、機材セッティングに不慣れな方はガイドやインストラクターのそばを陣取ろう!ガイドやインストラクターから目の届くところに陣取ることで、機材セッティングの間違いなども気づいてもらえやすいからだ。
また、常日頃から頭のなかで機材セッティングのイメージトレーニングをしておくのも良いだろう。時間も場所もお金もかかならい。
名外科と言われる医者も、手術のイメージを常日頃から頭の中でイメージしているというから、良い方法だと思う。

ダイビング中にマスクが曇るストレス

初級者の方の中には、ダイビング中にすぐにマスクが曇るというストレスに付きまとわれている方も多いのではないか。

原因

このマスクが曇る原因は、2つほどある。新しいマスクのうちはシリコンのオイル油膜によるもの。もうひとつは、マスクの曇り止めスプレーの使用法が間違っている場合だ。

対処方法

新品のマスクのうちは、どうしてもシリコンオイルの油膜に悩まされる。まずは、研磨剤の入った歯磨き粉と100円ショップなどで手に入るメラミンスポンジを用意する。ガラスの部分やシリコンスカートの部分を油膜を削り落とすように洗う。これを何度か繰り返す。新品でなくなった場合も、この方法を使えばほとんど曇りがでないはずだ。
マスクの曇り止めスプレーの使い方だが、よくボートに乗船したと同時にスプレーしてすぐに液を海水で流してしまっている人を見るが、正しくは直前でスプレーして洗い流したらすぐに装着するのが正しい使い方だ。

ダイビング中に、マスクに水が入ってくる

このダイビング中にマスクに水が入ってくるのも、初級者にとってはなかなかのストレスとなるはずだ。

原因

これはよくある原因だが、マスク装着時に髪の毛が挟まっていることだ。また、マスクのストラップがヨジレていたりすること、これも原因の一つ。

対処方法

オープンウォーターダイバーコースであれだけ、バディ確認でマスクに髪の毛が挟まっていないかチャックすることを言われていたはずだが、初級者のうちは忘れがちなので再度、確認したい。
水中で、マスクから水が入ってきてどうしてもストレスになる場合は、オープンウォーターダイバーの講習で習ったマスク脱着を行うことも必要だが、初級者の場合、ガイドやインストラクターに合図をして近くでマスク脱着をするようにしよう。

ダイビング中に耳抜きがしづらいことによるストレス

耳抜き
これも、ダイビング特有の悩みだが耳抜きがうまくできないとこれもまたストレスの原因となる。

原因

耳抜きがうまくできないのは、様々な要因が考えられるが、耳抜きのコツを理解していないことや体調不良により耳抜きがしづらいこともある。

対処方法

耳抜きのコツは、潜行する前にまずは水面で一度耳抜きをする。その後は鼓膜に圧を感じる前に耳抜きをしながら潜行する。どうも、初級者の方は鼓膜に圧がかかったなという合図で耳抜きをする人が多いようだ。圧がかかってからではそれを元に戻そうとするのは大変だ。
必ず、鼓膜に圧がかかる前に耳抜きをしよう。それでも、耳抜きがしづらい場合は、抜きたい方の耳を水面に向けて耳抜きしてみよう。空気が上にあがる性質を利用して耳抜きをしやすくすることができる。
風邪や花粉症などによる体調不良により耳抜きがしづらいこともあるので、ダイビングをする1週間前には病院に行って体調を整えておこう。

ダイビング中のストレスを軽減するには

ストレスはそのまま放置すればパニックへと繋がる。ダイビング中のパニックは、危険度一気に増すため常にダイビング中は、このストレスの軽減を考えよう。

ダイビングでは、何かストレスに対する処置をしようとするときには、必ず深呼吸してから対応するようにするといいだろう。

あなたのダイビングがストレスフリーで行われれば、ますますダイビングの魅力に引き込まれるはずだ。

川島 剛 by
19歳のころにダイビングにハマり、PADIオープンウォーターダイバー取得からわずか1年でPADIオープンウォーターインストラクターを取得。その後、PADI IDCインストラクターを立て続けに取得。現在は、タイの田舎町に移住しておりダイビングからは遠ざかっています。 お気に入りのダイブスポットはやはり、パラオ。ブルーコーナーの真っ青な海と潮の流れがしびれます。 ダイビングは、生涯スポーツとも言われています。年齢性別関係なく、楽しむことのできるレジャー・スポーツです。水中での体験は、非日常的でありエキサイティングなものです。 五十の手習い!タイの地で足るを知る ~崖っぷちの人生を豊かにする法則ブログ~を執筆中
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