ダイビングオーシャンブルー

タイのパタヤからサメサン島でダイビング

タイには多くのダイビングスポットがある。タオ島やサムイ島などの離島や、プーケットからのシミラン諸島のクルーズなど本格的なスポットが沢山あるらしい。
私のライセンスをとって初めてのダイビング。処女ダイビングとでもいうのだろうか。実はタイだった。しかし前述したような水がきれいで魚が沢山いてというようなスポットではなく、タイの都市型ダイビングとも呼べるようなスポットでのダイビングだった。

バンコク旅行のついでにダイビング


タイの首都バンコクは東南アジアでも1,2を争う観光スポットだろう。タイ料理にマッサージ、夜遊びにクラブ、ショッピングにムエタイと楽しむ方法が沢山ある。さらに、交通機関も発達しており、BST(スカイトレイン)と呼ばれるモノレールを使えば非常に安価にどこにでもアクセスが出来るのだ。
セブ島がお気に入りでかなり入り浸っていたが、若干飽きてきたので違う都市をということで選んだのがタイのバンコクだった。

丁度、このバンコク旅行の前にダイビングライセンスを取ったばかりだったので、せっかくならダイビングをしてみたいと思い、Googleでいろいろと探してみたところ、どうやらバンコク付近ではダイビングが出来るスポットはなさそうということがわかった。だが、バンコクから車で2時間強のパタヤにはダイビングショップがあり、ダイビングが出来るということらしい。

パタヤもバンコクに負けない観光地

パタヤはパタヤビーチという観光名所を持ち、世界中からバカンス客が多く訪れる。パタヤストリートからセカンドストリートの周遊コースでのショッピングとウォーキングストリートでの夜遊びが有名で、バンコクよりも狂った景色を見ることができる。せっかくのバンコク旅行なので、バンコクからパタヤへ移動し、ダイビングを楽しもうという旅行の計画にしてみた。

バンコクからパタヤへの移動は結構ハード

バンコクからパタヤまでは2時間強と聞いていたが、移動は結構ハードだ。バンコクのスクンビット通りにあるエカマイ駅にあるバス停からパタヤ行きのバスに乗る。124バーツと値段は安いが、エカマイ駅までの移動やバスの待ち時間、そして、パタヤのバス停からパタヤビーチまでテンソウと呼ばれる相乗りトラックで行く時間を入れると、なんだかんだ4時間くらいかかって結構疲れる。。。

ちなみに1500バーツくらい出せば、タクシーが送ってくれたり、ホテルどおしで提携しているハイヤーで移動することなども出来るようだ。
また、ショップによってはバンコクまで送迎してくれるプランもあったりするが、ダイビングは朝早いので相当の早起きになってしまいそうだ。。。

パタヤのホテルからショップ。そしてダイビングスポットへ

私がお世話になったダイビングショップはマーメイドダイブセンター。日本語のホームページがあるので、問い合わせのメールを日本語で送ったところ、日本人のスタッフさんが丁寧にアテンドしくれました。しかしながら、私が予約した日程が平日で、日本人のインストラクターは全員、平日は別の仕事をしているため、英語のインストラクターしかいないということでした。私は英語で大丈夫なので、問題なかったが、英語が苦手な人は平日にはいかないほうがよさそうだ。


マーメイドダイブセンター内。たくさんのグッズが売っている。


タンク室。当たり前だが本格的なダイビングショップだ。かっこいい。


タンクや器材をトラックに詰めて出発の準備。


このワゴンにのって、パタヤから車で30分ほど行った港から、サメサン島付近のスポットに向かうとのこと。パタヤ付近ではポピュラーなスポットであるとのこと。

サメサン島はガンガゼの天国。地獄の中性浮力軍隊式トレーニング


処女ダイバーにとって最高のトレーニングになったのは、サメサン島のスポットはなんとガンガゼが大量生息しているのだ。ちなみにガンガゼとはウニのことで、当たり前ですが、トゲには毒があるので、刺されるとマジで痛いらしい。。。

こっちは初めてなんでお手柔らかに。。。なんてことは天然の生き物には通じるわけもなく、命がけで中性浮力をとることに。
海底や岩の隙間にびっしりといらっしゃいますからね。スーパーマリオワールドの海のステージを思い出した。

そして、水中で撮影しようと意気込んでいたものの、セッティングがうまくいかなかったのかきれいに撮れなかった。

ただ、インストラクターのバリーさんがとても親切でゆっくり泳いでくれたので、なんとか刺されずに無事に処女ダイビングを終えることができた。

結果的にガンガゼとの闘いが良いトレーニングになったのか、その後中性浮力で困ることが少ないように感じる。。。

マーメイド号は快適。船の上でのランチは最高

港からサメサン島までは船で行くのだが、この船が本当に快適だ。

快適なリクライニングがあり、ポイントまでは優雅に海を眺めながら移動できる。

船にはコックさんがいて、まるで海賊船のよう。

ランチはバイキング。食べすぎ注意。

潜った後のご飯は最高。

朝から出発して夕方にはショップに戻り、そこからパタヤでもう一泊するか、バンコクに戻るかプランはいろいろだが、タイのバンコク周辺でダイビングを出来るっていうのもなかなか悪くない。都市と海が一度に楽しめるというものだ。

次回は沈没船に挑戦

実はサメサン島のスポットには沈没船があるのだ。これに潜るには特殊なライセンスが必要なので今回は断念したが、いつか経験を積んでチャレンジしてみたいと思う。