ビーチダイビングしかしたことのないあなたは、ボートダイビングの楽しさや魅力についてまだ知らないことだろう。
ボートダイビングの魅力を知れば、今後のダイビングがより一層充実したものになることは間違いない。
ボートダイビングの魅力について余すことなく話していきたい。
ボートダイビングを一度でも体験すると、その魅力に取り憑かれること間違いなしだ。その魅力とは?!
海外や沖縄などのリゾートダイビングでは、ボートダイビングが主流だ。特に、パラオやモルディブなど潮の流れが強い場所でドリフトダイビングをするようなエキサイティングなポイントでのダイビングでは、ボートを使用してのダイビングが必須となる。
ビーチダイビングでは、お目にかかれない大物回遊魚との遭遇やダイナミックな地形を楽しむことができるのがボートダイビングだ。
ビーチエントリーで、マンタやバラクーダー、ナポレオンはやっぱり見れない。
また、どこまでも深いブルーが続く底の見えない大自然の海を満喫できるのもボートダイビングの醍醐味だ。
よりエキサイティングなダイビングを体験したければ、ボートダイビングのテクニックをマスターする必要がある。
ビーチエントリーで海に入るまでの移動距離が長く、重いタンクと器材を背負って歩くのが嫌になったことはないだろうか。
また、ビーチエントリーでエントリー待ちで渋滞していて、なかなかエントリーができなくてイライラしたことはないだろうか。
さらにダイビングが終わってからのエキジットのときに、そこがゴロタの海岸で波が少し高いときなんかは、亀が裏返しになったようなダイバーを見かけたことはないだろうか。もう勘弁してと言いたくなるくらい体力を消耗する。
この点、ボートダイビングでは、それはそれはもう、快適そのものだ。あの重たい器材を背負うのもボートの上での一瞬だ。
エキジットのときも、海の水面でウエイトベルト・重器材の順に外して身軽になってからエキジットすることも可能だ。
このボートダイビングの楽さの魅力に取り憑かれたら、逃れられないことだろう。
リゾートダイビングでは、ダイビングポイントまでの行き帰りには、素敵な光景に出会うことができる。
ハワイでは、ボートの上からイルカが見ることができたり、ボートと戯れるイルカまで現れる。パラオでは、マンタがボートの上から見えるとボートを停止させて、スノーケリングでマンタと戯れることもできる。
また、1ダイブ目と2ダイブ目のランチタイムには、ボートで無人島に移動してランチを楽しむこともできる。
ボートダイビングは、クルージングも合わせて楽しむことができるのも魅力だ。
どこまでも続く真っ白なビーチや地平線に沈む夕陽は、きっとあなたの心に想い出として焼き付くことだろう。
ボクは、モルディブでダイビングクルーズでのガイディングを3ヶ月間ほど体験したことがある。それは、もう、夢のような体験だった。
南十字星に抱かれて…
朝日が登ると同時にダイビングするサンライズダイビングを楽しんだり、夜は満天の星空に、南十字星を見つけて飲むビールは格別だ。
ボートダイビングをマスターして、あなたの夢をどんどん叶えよう。
今日は、ボートダイビングの魅力についてお話してきたが如何だったろうか。海外や沖縄などのリゾートダイビングでは、ほとんどがボートダイビングになることが多い。
ビーチダイビングしかしたことがないダイバーのみなさんは、騙されたと思ってボートダイビングにチャレンジしてみてほしい。
ぜひとも、ボートダイビングをマスターして、新しいダイビングスタイルの扉を自分自身で開いてほしい。
次回は、上級ダイバーのためのテクニックや注意事項についてお話したいと思う。