ダイビングでつながる世界

アドヴァンスドオープンウォーターダイバーライセンスを取得したほうが良い3つの理由

ダイビング計画をたてよう

スキューバダイビングの世界に飛び込んでくると、まず取得するのはオープンウォーターダイバーのライセンス。このライセンスで、ダイビングの基礎を学んだはずだ。

オープンウォーターダイバーのライセンスを取得して、ダイビングツアーにも数度参加すると、インストラクターからアドバンスドオープンウォーターダイバーのライセンスを勧められたことはないだろうか。

では、なぜ、インストラクターはあなたにアドバンスドオープンウォーターダイバーの資格を取得するのを勧めるのだろうか。

「えっ?!オープンウォーターダイバーのライセンスじゃ、ダイビング楽しめないの?!」というあなたの疑問に今日は、お答えしたいと思う。

アドバンスドオープンウォーターダイバーってどんなライセンス?!

ダイビングを楽しむのに、オープンウォーターダイバーのライセンスでは楽しめないのかというと、答えは「いや、楽しめないということではない」
では、なぜダイビングの各団体がこのアドバンスドと言われるこのライセンスを発行しているかというと、エキサイティングなダイビングをより安全に、より快適に楽しんでもらうためにこのアドバンスドオープンウォーターダイバーのライセンスを用意している。

アドバンスドオープンウォーターダイバーのライセンスの内容は、各団体によって多少内容も異なるため、今回は、PADIアドバンスドオープンウォーターダイバーのライセンスを事例にお話をしたいと思う。

アドバンスド・オープンウォーターダイバーの受講前条件は、PADIオープンウォーターダイバー以上、または同等の他団体のCカード取得者で12才以上となっている。

受講内容:20種類のアドベンチャー・ダイブ(水中ナビゲーション、ディープダイビング、ナイトダイビング、デジタル水中写真 他全20種類)の中から5種類のアドベンチャーダイブを修了(水中ナビゲーションとディープダイビングは必須ダイブ)すると、晴れてアドバンスドオープンウォーターダイバーとして認定される。

最短2日間で取得が可能だ。

では、具体的になぜ、あなたがこのアドバンスドオープンウォーターダイバーのライセンスを取得した方が良い理由をお話していこう。
アドバンスドオープンウォーターライセンスで潜ることができる憧れの海

アドバンスドオープンウォーターダイバーの必要性

1.憧れのあの海でダイビングが可能になる

沖縄をはじめ、海外リゾートでのダイビングはほとんどが18m以上でのダイビング。30mっていうのもざらにある。
すると、どうだろう。オープンウォーターダイバーのライセンスで可能な18m以内のダイビングでは対応できないことになる。

アドバンスドオープンウォーターダイバーのライセンスを取得すれば、18m以上でダイビングが可能になるディープダイビングを経験することができる。
そう、アドバンスドオープンウォーターダイバーのライセンスを取得すれば、憧れの沖縄や海外リゾートでエキサイティングなダイビングを経験することができる。

沖縄や海外リゾートでは、ほとんどのダイビングサービスは、アドバンスドオープンウォーターダイバーのライセンス取得者とオープンウォーターダイバーのライセンス取得者で、ダイビングポイントを分けていることも多い。
オープンウォーターダイバーでも18m以上のダイビングポイントに連れて行ってしまうダイビングサービスは、気をつけて頂いたほうが良い。なぜなら、それだけ、安全に無頓着なサービスということだからだ。
ボクの経験上、そのようなダイビングサービスの事故率は高くなる。

あなたもアドバンスドオープンウォーターダイバーのライセンスを取得して、思いっきりエキサイティングなダイビングを楽しもう。

2.様々なダイビングを経験することで、ストレスが軽減する

アドバンスドオープンウォーターダイバーのライセンスで必須となっている水中ナビゲーションでは、ダイビング計器に備わっているコンパスを使用し、方向感覚を養うトレーニングがある。
オープンウォーターダイバーであるあなたは、水中にいるとき、海岸はどっちで沖はどっちか理解しないでダイビングしていると思う。
この方向感覚が備わるだけでも、かなりのストレス軽減になるはずである。

18m以上のダイビングを経験することで、様々な体への変化や地形の変化を経験することになる。この経験もまた、一歩ダイバーが成長するために必要な経験だ。
ダイバーは、違った経験をすることによって一歩また一歩成長するものだ。

色んなタイプのダイビングを経験することにより、成長を自分で感じられるようになれば、水中でのストレスもどんどん少なくなって行くはずである。

3.自分のダイビングスタイルが見つけられる

必須の水中ナビゲーションやディープダイビングの他に3種類のアドベンチャーダイブを選択できる。
例えば、水中写真やボートダイビング、ナイトダイビング、ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー(中性浮力)・ダイブなど、興味深いダイビングがたくさんある。

ボートダイビングは、沖縄や海外リゾートでは必ずといっていいほど役に立つだろうし、水中写真で非日常を切り撮ってみるのもいいだろう。
中性浮力を完全マスターすれば、海外で主流なドリフトダイビングやドロップオフダイビングで役に立つ。

沖縄の青の洞窟
あなたのダイビングスタイルをアドバンスドオープンウォーターダイバーコースを受講して探してみてはどうだろうか。

あなたが、アドバンスドオープンウォーターダイバーで得られるものとは。
• 憧れのあの海で、ダイビングすることが可能となる。憧れで終わらない。
• 色々なダイビングを経験することで、水中でのストレスも軽減しエアの消費量も少なくなる
• あなたのダイビングスタイルを見つけることができる。

アドバンスドオープンウォーターダイバーというライセンスは、あなたのダイビングライフをよりエキサイティングで豊かなものにしてくれるとお分かりいただけただろうか。

川島 剛 by
19歳のころにダイビングにハマり、PADIオープンウォーターダイバー取得からわずか1年でPADIオープンウォーターインストラクターを取得。その後、PADI IDCインストラクターを立て続けに取得。現在は、タイの田舎町に移住しておりダイビングからは遠ざかっています。 お気に入りのダイブスポットはやはり、パラオ。ブルーコーナーの真っ青な海と潮の流れがしびれます。 ダイビングは、生涯スポーツとも言われています。年齢性別関係なく、楽しむことのできるレジャー・スポーツです。水中での体験は、非日常的でありエキサイティングなものです。 五十の手習い!タイの地で足るを知る ~崖っぷちの人生を豊かにする法則ブログ~を執筆中
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